しあわせ感謝の日々

少し遅めの感謝との出会い

円田春也

インターネット上でメンターの動画に出会い、50代の今からでもパソコン一台で起業独立することは可能であると確信し、大きな希望を持ちました。真理に基づく生き方と働き方を学ばせていただきながら、独りひっそりビジネスライフの現実化を目指しています。

 

「ありがとうございます、感謝しています」

の言葉って、素敵ですよね。

 

特に心を込めて誰かから言っていただけると

とても嬉しくて気分もよくなってしまいます。

引き寄せの法則や思考は現実化するなどの

成功法則や、仏教やキリスト教などの

宗教関係の教えの中でも「感謝」の

必要性についてよく述べられている

重要なキーワードであることは、

ご存じの方も多いかと思います。

 

 

私が「感謝」という言葉について

意識するようになったのは、

今から10年数年ほど前、ちょうど40歳になる前の頃、

休日に自宅でダラダラとネットサーフィンを

していた時に各分野で成功されている方や、

有名な方、歴史に名の残る人物など、

世界中のあらゆる著名人たちが

必ずと言っていいほど

「感謝」という言葉を発信していることに

気づいたことがきっかけでした。

 

「気づくの遅すぎるやろ!」と

思われるでしょうが、それまでの私は、

言葉自体は知ってはいたものの、

心を込めた感謝の気持ちや、

ありがとうの気持ち、

その意味や大切さについて

軽視しており、たまたま

他人に言われたときでも

気分はいいものの、

ほとんど何も意識せずに生きていました。

 

他人に言われてもそのような状態でしたので、

自分が他人に言ったり、心に感じたりする

ことについても軽く考えていて

ほとんどたてまえ程度にしか捉えておらず、

心から感謝することを、していない生き方を

していました。

 

そんな中、初めて「感謝」のキーワードを

検索してみると、

数えきれない数の結果がヒットしたことに

驚きを感じながら、

手当たり次第に情報を見漁ることで、

「感謝」という言葉や心を持つことの

重要性や意味について

自分なりに少しだけ理解することが

できたのです。

 

そして、今の現状を変えて、

自分の望む生き方や成功を引き寄せるには、

感謝の気持ち、感謝の心を大切にすることが

不可欠であることを知り、

日頃から何事にも感謝することを意識して

生活してみようと決めたのでした。

遅かれながら、

感謝することの大切さについて気が付いた

ことに、嬉しさと希望を感じ

何か人生が大きく変わるような気がして

ワクワクしながら感謝することを意識して

生きる生活がスタートしました。

 

 

ところが・・・・・

 

 

何事にも感謝することが重要であることを

知り、感謝するぞと決めたものの

実際の日常生活では、

妻に愚痴や嫌味、小言を言われ、
職場では理不尽な扱いをされ
友人や気の合う仲間もおらず
趣味などで自由に使えるお金はなく
国や世界、世の中に対する不信感を持ち
心が不平不満で満タン

の状況で生きていたこともあり

感謝できることを見つけるどころか

毎日がこんな状況なのに、

何事にも感謝するなんて無理ゲーだと思い

自分には、人生を変えたり

成功を引き寄せたりすることはできないと

中半あきらめモードに陥ってしまったのです。

 

そこからは、

自己否定の日々が続き、起こる出来事も

全く望んでいないようなことばかりが起き

一種のノイローゼ状況に陥り、

毎晩多量のお酒で紛らわす日々が始まりました。

 

仕事が終わり家に帰ると、

格安缶チューハイを飲みながら

ネットサーフィンをする日々・・・
それもネガティブ情報ばかり見て・・・

という、

かなり良くない状況の日々が数年続きました。

 

 

ただ、心のどこかに「感謝」の二文字が

残っていたのも事実で、

常に「感謝」について意識している状態

でもありました。

仕事中も、休みの日も、運転中も、
買い物中も、食事中も、トイレやお風呂でも・・・

何に感謝すればいいんだろう、
何で感謝なんだろう
自分が心から感謝できることって何だろう、

そんな感じでいつも考えるようになっていました。

 

なかなか答えが出ないまま、

とりあえず「ありがとうございます」の言葉を、
手当たり次第に言いまくってみようと思い、

本心の有る無しにかかわらず、

仕事でかかってくる電話からレジの店員さん、

家族、近所の人、掃除をしている人・・・

とにかく、数少ない人間関係の中、

会話の流れや文脈的におかしくても、

自分の中に違和感があっても

会う人話す人すべてに
「ありがとう」を連呼し続けるようにしました。

 

するといつの間にか、

感謝の気持ちがあろうがなかろうが

「ありがとう」と、言うことが癖のように

なってきました。

 

 

相変わらず日常生活では実感するほどの

変化を感じることはありませんでしたが、

無造作に言い続けていたことで、

自分の中に小さな変化が現れてきました。

 

それは、「ありがとう」を

手当たり次第に連呼していたせいで、

「今、自分でありがとうございますと
言ったけど、何に対して言ったのか?」

という理由に対する疑問が湧いてきたのです。

 

やっと「感謝」することについて

何故という疑問を持つこと、

考えることができる機会が訪れたのです。

 

少し冷静になって考えただけでも

「感謝」するべき理由が、

雪崩のように次々と

思い浮かんできました。

 

 

それからというもの、

心を込めて「ありがとうございます」と

少しずつ言えるようになってきて、

50歳になった今でも言い続けています。

出会う人、過去に出会った人、
受けるサービス、便利な道具や技術、
何気ない景色、動物、植物、自然、
水、空気、地球、宇宙、
今の時代の日本に生まれたこと、
自分自身・・・・・

ありとあらゆることに

「感謝」の気持ちを感じ、

言葉や心で発信することが
出来るようになってきました。

 

 

 

まだまだ理想の人生とは、

かけ離れた状況ではあるものの、

「感謝」との出会いがあったおかげで、

一歩づつ前に進めていることを感じなら

前向きに生きることが出来ています。

 

 

正直なところ、もっと早く

「感謝」に出会いたかったという思いは

ありますが、遅くてもこの人生の中で

気付くこと、出会うことが出来て

本当によかったと思っています。

 

 

日々の忙しい生活に追われていたり、

辛い状況だったりして

なかなか「感謝」を意識できない方も

多いのかと思いますが、

何かのお役に立てて頂ければと

思っております。

 

感謝の輪、ありがとうの輪を地球に広げて

人生を楽しみましょう。

 

 

最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

 

 

 

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