しあわせ感謝の日々

お昼のパンが気付かせてくれた とても大きなありがとう

円田春也

インターネット上でメンターの動画に出会い、50代の今からでもパソコン一台で起業独立することは可能であると確信し、大きな希望を持ちました。真理に基づく生き方と働き方を学ばせていただきながら、独りひっそりビジネスライフの現実化を目指しています。

 

引き寄せの法則やスピリチュアル、

宗教の教えなどには、

「感謝の気持ちはとても大切だから

何事にも感謝して生活しましょう」

というお話が、

必ずと言っていいほど出てきて

見聞きするかと思います。

 

私も、最も大切なことと認識しており、

日ごろから意識的にありがとうと

口に出して言ってみたり、

心の中で呟いてみたり、

感謝探しをしてみたたりしながら

生活しています。

 

かれこれ10年近く続けているのですが、

感謝できること、ありがとうと思えること

の数は、無限にあると実感している

今日この頃です。

 

 

先日、昼休みに郊外に新しくオープンした

ドラックストアの駐車場に止めた車の中で、

景色を見ながら、昼食のパンを食べました。

 

いつものように、食べる前に心の中で

「小麦さんありがとう、ケチャップさん

ありがとう、お肉さんありがとう、

いただきます」

みたいな感じで、

そのパンに使われているであろう食材に

対して感謝の気持ちを伝えてから、

何の気なしに食べ始めました。

 

「よく食べるパンだけど、相変わらず

おいしいなぁ」

 

と思いながら、

いったいどんなものが使われて

作られているのだろうという疑問が

湧いてきて、包装袋の裏に原材料名と

書いてある表をみてみました。

 

普段は賞味期限ぐらいしか

見ることはなかったのですが、

あらためて見てみると、

小麦や豚肉、鶏肉、トマトケチャップなどの

見た目や味で分かる食材が表記されていた

のは当然のこと、

玉ねぎやリンゴ、大豆や卵といった、

見た目や食べてもわからなかった食材や、

食塩、コショウ、ナツメパウダー、卵白粉、

ラード、植物性たん白といった

調味料的なもの、

グリシン、キシロース、増粘多糖類などと

いった、聞いたこともないようなものまで

たくさんの表記がされていました。

 

「こんなにたくさんの物を使って出来ているんだなぁ」

と驚きながら、車外の景色に目を移し、

真新しい店舗とその後方に見える山々を

見ながら おいしくいただきました。

 

おいしくパンを食べながら、

あることが頭をよぎりました。

 

「たくさんの物を使って作られている、

今食べているこのパンは、

体に良いか悪いかは別として、

大もとをたどれば生きていた命であったり、

植物であったりと、

全てこの地球上にあるものだけを利用し、

組み合わせて出来ているんだよなぁ」

と、何気なく感じたのです。

 

すると、

「ちょっと待てよ。

そもそもこのパンを包んでいるビニールも、

目の前の真新しい店舗に使っている建材も、

車のハンドルも、フロントガラスも、

金属も、食べ物も、薬も、飲物も、スマホも、

大もとをたどれば、全ての物が

大昔から地球にあったもののみを利用して、

組み合わせたり混ぜたり熱したりして

加工したもので、

大昔から全ての物を作り出す根源、

材料が揃っていた、この地球という星の

偉大さとありがたさ、そして、

地球にあるものという限られた条件のもと、

ありとあらゆるものを作り出してきた

人間の素晴らしさについて、

地球で生きている以上、絶対に忘れては

いけない、常に意識している必要がある。」

と、今さらながら 強烈な感激と感動、

感謝の気持ちを感じたのでした。

 

50歳になるまで、

当たり前過ぎて何も考えずに

全くと言っていいほど意識してこなかった

自分に、我ながら呆れかえるとともに、

あまりのスケールの大きさの気付きに、

パンを食べる手が止まってしまった

ほどでした。

 

そして、地球は誰かが創ってくれたのか?

地球が存在している宇宙って?

などと考えがどんどんと広がってしまい、

私の頭では処理しきれない領域に突入した

あたりで、昼休みは終ってしまいました。

 

 

駐車場を出発して、車を運転しながらも

しばらくの間は、見えるもの、触れるもの、

食べるもの、飲むもの、感じるもの、

聞こえるもの、匂うものなど

全てのものやことについて、

宇宙や地球という星の環境が与えて下さった、

ありがたい貴重なプレゼントであるという

ことを勝手に感じながら、

感動と不思議な感覚を味わっていました。

 

そもそも、宇宙はどうなっているのかや、

地球はいつどのようにできたのか、

人類の始まりはどうだったのかなど、

知識や教養のない私では、

考えても答えが出るはずもない、

その疑問は横に置いて、

あらためて、

人類が生き延びていくために必要なものは

全て、宇宙や地球が与えて下さっていた

ということにフォーカスしたのでした。

 

今現在、存在している人間が作り出した

技術や物の全ては、もとをたどれば、

この地球にあるものだけを利用して

創られているという事実があります。

 

大昔に、地球が人間や動物たちに対して

「ここにある木も、土も、岩も、水も、

空気も、熱も、風も、火も・・・・・

とにかくあるものは何でも

どんどん好きに使っていいよ!

どんどん地面に穴を掘ったり、木を切ったり、

山を崩したりして、新しい発見を

してもいいからね!」

と言ってくれたのかどうかはわかりませんが、

地球が言葉を話せない以上、

そこにあったものを人間が本能的に

勝手に利用してきたのだろうなと

自分なりの想像をしていました。

 

もし、

この地球が話すことが出来たのであれば、

「とりあえず、木でも土でも水でも

何を使ってもらってもいいけど、

愛とか調和に役立つことだけに使ってね!

そして、私も心地よく元気になれるためにも

使ってね!

それ以外はダメだよ!約束だよ!」

 

とか

 

「なにを使ってもいいけど、

必要最低限な分だけにしてね。

みんなが喜ぶことにだけに

工夫して使ってね!

独り占めしたらいかんからね!」

 

みたいなことを、

言っていた可能性もあるよなぁ

などと思いながら、車を走らせていました。

 

しばらくして、

山側環状線の交差点で信号待ちをしていると、

チリンチリンと低音の風鈴のような

音のするクマよけ鈴を付けた

学校帰りの子供たちが、

横断歩道を渡っているのを見ました。

 

先日この辺の小学校に、

クマが出没したことを思い出しました。

被害はなかったものの、

捕獲されていないようで、

いくら山に餌がないとはいえ、

車や住宅の多いこんなところまで、

よく出てきたもんだなぁと思いました。

 

ん?

さっき考えていたことを思い出しました。

 

もし、地球が話すことが出来たら

ということについてです。

 

「実は、地球と話すことが出来ずに

意思疎通できていない生き物は、

地球上で人間だけなのかもしれない」

と、思ったのです。

 

地球上に暮らす人間以外の生き物は、

みんな地球と意思疎通ができていて、

木や土や石や水などを使わせてもらう時の

地球との約束を、ずっと守りながら

生きているのではないか?

 

そして、いつの間にか地球との約束を

忘れてしまった人間に対して、

「ちゃんと約束を守りなよ!

昔はちゃんと守ってたやろ!」って

警告するためにクマが子供たちに

言いに来てくれたのかもしれないなと

感じたのです。

 

舗装された道路、信号機、看板、住宅、

ショッピングモール、橋、トンネル、踏切、

電柱、車、・・・・・

運転しながら見えるものの全てが、

地球が与えてくれたものだけを利用して、

人間が想像し、考え、工夫し、創り出し、

使用する、ということを繰り返しながら、

今なお継続して、ありとあらゆる分野での

技術開発や研究、新しい発見を継続し続ける

活動をして、人間が快適な生活を

させていただいていることに

地球の偉大さと大きな感謝、

人間の力強さと想像力の凄さを

感じるとともに、

少しだけ反省の気持ちを感じました。

 

自分の今の便利な生活は、

全てが宇宙や地球が与えてくれた

ありがたい貴重なプレゼントと、

それを利用して新しいものを

生み出して下さる多くの方々の

おかげであるということに

この年になってやっと気が付き、

理解することが出来たのです。

 

「感謝の気持ちはとても大切だから

何事にも感謝して生活しましょう」

 

の本当の意味に、少しだけ近づくことが

出来た気がしました。

 

それと、

自分の想像の中で交わした地球との約束

忘れずに、守っていこうと強く思いました。

 

昼休みに食べたパンに、

とても大きなありがとうを

気付かせてもらったひとときの お話でした。

 

 

あなたが前進するための、

何かのお役に立てれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

 

 

 

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