もう会社には行きたくない

潜在意識を変えるときの イメージ

円田春也

インターネット上でメンターの動画に出会い、50代の今からでもパソコン一台で起業独立することは可能であると確信し、大きな希望を持ちました。真理に基づく生き方と働き方を学ばせていただきながら、独りひっそりビジネスライフの現実化を目指しています。

 

書籍やインターネット上には、

潜在意識についての情報が

溢れかえっていることを

実感している方は多いと思います。

 

スピリチュアル、心理学、宗教、

カウンセリング、医療、ビジネス、

スポーツ、芸能、などなど

ありとあらゆるジャンルで、

それぞれの世界で活躍されている方たちが

発信されていますよね。

 

そうなってくると、

これだけたくさんの方たちが、

口をそろえて潜在意識について

発信しているのだから、

成功を手に入れたり、お金持ちになったり、

夢を実現したり、有名人になったり

するためのカギを握る超重要な

必須アイテムであることは間違いないなと

思ってしまいますね。

 

 

「人生で起こる出来事は、

全て自分が引き寄せている。」

 

 

という言葉に関して、無意識の領域にある

潜在意識の不思議で強力な力が

大きく影響していることは、

よく見聞きすることなので、

ご存じの方も多いかと思います。

 

そして、

「さっそく自分の目指す生き方を

実現されている人の考え方や教えを学び

自分の潜在意識に取り入れて、

無意識の力を利用して願望を実現しよう!」

と思い立ち、さっそく行動に移します。

 

アファメーションをしたり、

ノートに書きだしててみたり、

繰り返し聞いたり、声に出したりしながら

一生懸命に努力して潜在意識に落とし込‎み、

書き変えようと頑張るわけです。

 

 

しばらく続けていくうちに、

毎日一生懸命頑張って、

色々と続けているんだけど、

日常生活や職場に戻ると

すっかり忘れてしまったり、

起こる出来事が何も変わらなかったり、

場合によっては現状が悪化してしまったりと、

実感できる理想的な変化を感じることが

出来ずに 潜在意識の力を

信じられなくなってしまった・・・・・

 

とか、

 

潜在意識の力は信じてはいるものの、

長い年月をかけて無意識のうちに

積上がって出来てしまった

この現実を引き寄せている潜在意識を、

今さら書き換えることは、

そう簡単にいかないように思えるし

おまけに、何をしても長続きしない

自分にとっては、ハードルが高すぎて

無理と感じてしまい

潜在意識を書き変えること自体を

辞めてしまった・・・・・

などという事態に陥ってしまうなんてことも

あるのかもしれません。

 

更にそうなってくると、

出来ない続かない自分に対する、

自己嫌悪、自己否定、

親や育った環境に対する他者批判などの

ネガティブモードに突入してしまいます。

書籍やインターネットなどで得た、

引き寄せの法則やスピリチュアルに関する

チョットした知識を持っている事も手伝って、

なおさらの引き寄せ悪循環、

逆引き寄せ状態に陥ることに

なってしまうのではないかとの不安や恐怖

といった負の感情に襲われてしまいます。

 

 

ネガティブな思考をしてはいけないと

思いつつも、今までの人生に対する後悔や、

これからの人生に対する絶望感、

今切羽詰まっている状況で、

何をどうすればよいのかわからずに、

何も行動できないことへの焦りや苛立ち、

訳の分からない怒りといった具合に、

次々に負の感情が襲ってきて、

本来自分の望んでいた願望とは、

まったくもって真逆の状況に陥ってしまい

半分ノイローゼやうつ病のように

なってしまうなんてことにもなりかねません。

 

 

もしかすると、あなたも過去に

そんな経験をされたことがあったり、

今まさにその状況だったりするのかも

しれませんよね。

 

 

何を隠そう、ここまでに書いてきたことは、

私自身が実際に体験したことなんです。

 

頭の回転が悪く、物忘れも多く、不器用な私は、

強い自己嫌悪感とともに、

にわか知識はありながらも何も行動できず

望んでいない方向に進んでいる現実を悲観し、

アルコール依存症状態に陥り

自暴自棄になっていた期間がかなり長く

ありました。

 

潜在意識を変えるというイメージや感覚が

掴めないまま、

今の人生を変えるためには、

潜在意識の力を借りるしか方法はないと

信じ切っていた私は、

何とかして潜在意識を変えたいという

深い思いから、常にあれこれと悩み考えて

いたのでした。

 

 

そんな状態の日々が続く中、

ふとしたことがきっかけで、

ある事に気が付いたのです。

 

それは、自分が心の中で呟いている言葉や、

とっさな時などに無意識に出る

言葉についてのことです。

 

 

潜在意識は形容詞を理解しないので

心の中で呟く言葉に注意しましょうとか、

常に前向きな言葉を使うことを

心がけましょうなどの話は、

よく聞きますし もっともなことなのですが、

それとは少し違うことでした。

 

 

私は、初めて言葉を覚え話せるようになってから、

成人する20歳まで、俗にいう標準語圏で

生活をしていました。

 

話す言葉、聞く言葉とも 98%以上が標準語

というのが当たり前の環境に育ちました。

 

私は現在、とある地方で所帯を持ち、

20年以上生活しています。

人生の中で一番長い期間、

同じ地域で生活している場所になります。

 

話したり聞いたりする言葉は、

どちらかというと関西弁に近い訛りのある

独特な方言です。

 

人は、生まれ育った場所の言葉は

一生忘れない、抜けないと

言われる方がおられますが、

一丸には言えないと私は思っています。

 

それは、私自身が発する言葉、

心の中の言葉やとっさなときなどに

無意識に出る言葉、

お酒を飲んで酔っ払ったときに

談笑したりする言葉までもが、

いつの間にか完全に方言に変わっている

現実を実際に体験しているからです。

 

 

気が付いたこととは、その事でした。

 

 

20数年前、こちらに来た時の私は、

普通に標準語を使っていたのだと思います。

 

ただ、今となると、その事実さえ

忘れてしまっており、過去の自分が

標準語で友達と話していたことを想像すると

かなり強い違和感があるばかりか、

明らかな事実であったはずなのに、

そんなわけがないと

思えてしまうほどの状態なのです。

 

あるとき試しに、意識して標準語を

話そうとしてみましたが、

ぎこちなく堅苦しい敬語のようになってしまい、

日常生活で使っていたような気軽な話し方は

まったくできなくなっていました。

 

家族との会話や仕事中の会話、

心の中で呟く言葉や、夢の中の言葉まで

現在生活している場所の方言が、

すっかり当たり前の状態

変わってしまっていたのでした。

 

今の状態になるまでの過程を

思い出してみたのですが、

苦労や努力、

早く話せるようになりたいという焦りや

うまく話せないことへのストレスなどの

感情を感じながら、一生懸命に意識して

独特のイントネーションや単語の意味を

学んだ覚えは全くありませんでした。

 

ある程度長く生活しているうちに、

いつの間にか方言に染まってしまい、

電話で標準語を話す幼馴染や親兄弟と

会話するときでさえ、何の恥じらいもなく

ごく自然に方言で会話していることが

当たり前のレベルになっていたのです。

 

そのことに気が付いた私は、

もしかすると潜在意識が書き変るイメージも、

標準語が方言へと自然に変わったように

いつの間にか変わっていたという感覚で

書き換えられていくのではないかという、

潜在意識を変えることに取り組む際の、

イメージと感覚をつかむことが出来たのです。

 

それからの私は、

一生懸命努力することや、

焦りやストレスなどの感覚を手放し、

とにかく意識して継続さえしていれば、

いつの間にか潜在意識は書き変わっている

ということを確信し、

自分の目指す生き方を実現されている人、

メンターの考え方や教えを

地道に学び続けることが出来るように

なりました。

 

 

言葉が標準語から方言に

変わってしまったという私のようなケースは、

稀なのかもしれませんが、

国内外を問わず、

生活している場所の言葉で

同じような経験をされたことのある方も

多いのではないかと思います。

 

 

潜在意識を変えることに、必死に努力したり

焦りを感じながら取り組まれている方の、

何かのお役に立てれば幸いと思っています。

 

 

自分の中に秘められた潜在意識という

無限の力を利用して、理想の人生を実現し

地球という星に生まれてきた時間を

楽しみましょう。

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

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